学校について
・早稲田大学、附属・系属校とニュージーランド政府公認機関であるエデュケーション・ニュージーランドは、「教育協力に関する覚書」を締結しており、本校はニュージーランド政府関連の留学サポート組織「SIEBA」を通じた留学が可能です。
・一定の成績・条件を満たせば、高校1年の3学期にオーストラリアのブリスベン・ゴールドコースト地域にターム留学(1月中旬から3月末)をすることができます。
・早稲田大学の文系学部に関しては、要件を満たせば、1年間留学しても留年することなく高校を卒業して進学することができます。
難関国公立大学や国公私立の医・歯・薬学部への進学に対応できる指導体制をとっています。
なお、早稲田大学への推薦が決定した場合、他の大学等を受験することはできません。
早稲田大学への推薦については、学力を基本に総合的に判断して行いますので、成績上位138名ということではありません。
なお、本校には、医学部・歯学部・薬学部・農学部など早稲田大学にはない学部・学科を希望している生徒も多くいます。
したがって、学力向上面での教育目標としては、『難関国公立大学や医学部などに合格できる学力、実力で早稲田大学に合格できる学力』を身につけさせることを目標に置き、それを可能にするカリキュラムを準備しています。
本校には、高校入学定員240名のうち、138名の早稲田大学推薦入学枠があり、各学部に定員枠が設けられています。本校の校内基準及び、各学部から出される条件を満たした上で、成績上位者から推薦候補者となり、大学が実施する学校推薦型選抜試験に合格することで、早稲田大学へ進学することができます。
学校の定員は、1クラス40名で中学校3クラス、高校6クラス編成が基本ですが、学年によってかわる場合があります。
2023年度の修学旅行は、高校生は淡路島・京都・大阪(4日間)で14万円程度、中学生は奄美大島(4日間)で13万円程度でした。
自宅通学生に関しては、持ち込みを許可します。ただし、学校内では電源を切ってもらいます。学校内での使用は認めません。
高校からの入学生には、中学からの入学生徒との授業進度を調整するため、教科によっては通常授業の中でクラスを分けて授業を行います。
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必ずお越しいただくのは、7月に行われる三者面談の1回のみです。12月の三者面談は希望制となります。
その他、ご来校の機会として学年保護者会(高校9月、中学11月・3月)、体育祭(4月)、後援会総会・授業参観(5月)、文化祭(9月)などがありますが、いずれも任意での来校になります。
入試について
11万円です。なお、入学金は、入学を辞退されても返金はありません。
本校は全寮制ではありませんので、入寮の義務はありません。
中学は12月・1月入試、高校は1月入試での成績優秀者を特別奨学生として合格発表しています。
また、高校には、成績優秀者のうち経済的な理由で在学困難な生徒を対象とした天野為之記念奨学金制度もあります。
本校独自の奨学制度以外の奨学金の募集があった場合は、その都度ご案内します。
転入学試験を実施する際には、本校ウェブサイトでお知らせいたします。
各教科について、問題を難易度の面から3分割し、基本問題・応用問題・発展問題をそれぞれ1/3ずつ出題する予定です。
基本問題は学校の授業で教える内容(教科書のレベル)、応用問題は模擬試験や塾での試験程度、発展問題は早稲田附属・系属校や九州の私立中高一貫校の入試問題(難題)レベルを想定しています。
今年度の得点状況を参考にしながら、上記レベルの出題を予定しています。
過去入試問題
調査書は参考にしますが、出願書類による選抜基準はありません。従って、出願書類による足切りもしません。
帰国生について、若干名を募集します。試験教科は、中学が「総合Ⅰ・総合Ⅱ」または「総合Ⅰ・英語」・面接、高校が国語・数学・英語・面接となっています。
高校は帰国生推薦もありますので詳細は、学校案内パンフレットや募集要項を参照してください。
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中高共に実施しています。中学は12月・1月入試の際、高校は1月入試の際、専願か併願を選択して出願してください。なお、高校の推薦入試はすべて専願です。
中学校・高校とも、本校を併願で出願された場合は他の学校と併願可能です。
専願受験者は、他校を受験することは可能ですが、合格した場合は必ず本校に入学して頂きます。
附設寮について
こちらでお答えしている情報は2024年6月現在のものであり、予告なく変更になる可能性がございます。
全寮制ではありません。
希望者のうち、寮の定員の範囲内で、本校が許可した人が入寮することができます。
なお、以下の地区在住の生徒は、入学時点での入寮を原則不可とします。
・佐賀県唐津市、東松浦郡玄海町、伊万里市、多久市、小城市・福岡県糸島市、福岡市西区
原則として、年度の途中に1回行い、また進級するときにも部屋替えを行います。
中学1年生は、6月・11月と年度の途中に2回実施します。なお、4人部屋のメンバーは同一学年で構成されます。
携帯電話はフィルタリングをかけることを条件に許可しています。ただし、スマートフォン持込みについては、トラブルに巻き込まれたり、 ゲームアプリを利用したりなど、生活環境や学習環境に支障をきたしている状況がありましたので、現在は中学1・2年生のスマートフォン持ち込みを禁止しています。 携帯電話は、“夜間預かり”をはじめとしたいくつかのルールがあり、それに違反したときは持込の許可を取り消すなどの指導を行うこともあります。
パソコンの持ち込みは申請を行った上で、許可しています。管理については、自己管理です。パソコンを寮のネットに接続することはできますが、夜間の時間帯にはネット接続の遮断を行います。携帯電話と同様、使用状況が良くないと判断した場合は、持込の許可を取り消します。※ネット接続環境(持ち込み可能な OS が決められていること、ネット接続の速度、閲覧できるサイトの制限、夜間の時間帯にはネット接続を遮断)については、制限があることをご理解いただいたうえでの持ち込みとなります。また、許可の後、パソコンを一端お預かりしてネット接続設定を行っています。通信学習等で持ち込みをされる場合は、設定期間も考慮して、受講計画を立てて頂きますようお願いいたします。
本校では学校iPadを貸与しています。そのため、追加での個人タブレットの持ち込みは禁止しています。ただし、塾専用タブレットの場合は寮務部へ相談してください(通信環境等の理由で接続できない可能性があります)。
上記のものは一切持ち込み禁止になっています。隠れて持ち込んだ場合には保護者に返送することもあります。また、集団生活ということを考慮し、スピーカータイプの音楽再生機器や楽器も原則として持ち込みを禁止しています。
朝夕は寮の食堂でとり、昼食は弁当を学校に配達します。 また、休日も朝昼夕の食事を寮の食堂で提供します。
2024年度は、中学4人部屋1,064,500円、高校4人部屋1,034,500円(寮費・食費等込み)です。また、入寮時に入寮費として150,000円が必要です。
※経済情勢の変化により寮費等が改定されることがあります。
中学校1年生から高校1年生まで4人部屋、高校生2・3年生は、個室を準備しています。
寮には男女ともに部屋数に限りがあります。
入学手続期間以降(在校生も含む)に入寮を希望したときに空き部屋がない場合は、入寮できないことがあります。
なお、以下の地区在住の生徒は、入学時点での入寮を原則不可とします。
・佐賀県唐津市、東松浦郡玄海町、伊万里市、多久市、小城市・福岡県糸島市、福岡市西区
言うまでもなく寮生活は集団生活です。家庭に比べハード面・ソフト面で何かと制約のある環境ですが、そのことに対する生徒及び保護者双方の理解がないとうまくいきません。中学1年生から高校1年生までは4人部屋です。そういった中で、寮の規則を守る、勉強・食事・清掃・お金の管理・携帯電話の管理・書類の手続きなど自分のことは自分で正しくできる、自ら挨拶をして円滑に対人関係を構築することができるか、最低限の生活能力があるか、先生や友人に言いたいことは自分の言葉で伝えることが出来るかなどお子さまの適性を十分に見極めて、適切に判断してください。
保護者の一方的な期待や思惑で入寮させることはやめてください。お子さまが不本意な状態で寮生活をさせても、決して上手くいきません。 十分に納得した上で寮生活を送らせることが大切です。そして、保護者の方にも、寮独自の規則や取り組みがあることを理解し、納得していただくことが必要です。個人の都合により個別に融通を利かせることはできません。そして、お子さまを寮に預けるということは「かわいい子に旅をさせる」ことに似ています。一人旅にハプニングはつきもの。少々の困難や逆境に直面しても自分で問題を解決させ、保護者はそれを遠くからあ たたかく見守るという覚悟や忍耐がなければ有益な旅にはなりません。なお、寮生の生活面・体調面などに関して学校から来寮の要請があった場合には、すぐに寮にきていただくことになります。
2024年4月現在で中学生268人(女子95人、男子173人)、高校生422人(女子 127 人、男子 295 人)の計690 人です。8名(男性5名、 女性3名)の寮主任教員が夕方からの時間、生活・学習指導を担当しています。夜は寮長・寮母夫妻をはじめとした寮専属スタッフが4 名、ローテーションによる学校職員が3名宿泊し、夜間警備員2名を加えた計9人で24時間寮生の生活を見守っています。その他、事務、清掃、ランドリー、調理、学習監督の各スタッフ計約100人が寮運営に携わっています。
翌日が休日であれば原則としてその前日に帰省をすることは自由です。一方、夏季・冬季・春季には閉寮期間がありますので、部活動などの例外を除き必ず帰省してもらいます。自宅が遠方の生徒も多数いますので、中学生でも友人たちと連れだって、自分たちだけで往復していることも多いようです。
休日も活動している部活に入れば土日も練習や試合をしています。また、それ以外の生徒についても、入学後すぐに当地での生活に慣れ、友 達と買い物に出かけたり自宅生と一緒に遊んだりしているようです。日曜日に一日中寮内に残っている生徒はほとんどいません。休日は 8:30~ 18:20(中学生)・19:00(高校生)の外出は原則として自由です。また、寮独自の行事で、スポーツレクリエーション(体験活動やボーリン グ大会)やバスハイク(蛍鑑賞会)、自然豊かな唐津の地での民泊体験(学年別実施)などの情操教育・気分転換になる企画も実施しています。
寮の近くには済生会病院などの救急病院もありますが、それ以外にも内科、外科、眼科、皮膚科、耳鼻科、歯科などたくさんのクリニックがあります。
また、車で 10 分の場所にはヘリポートを備えた唐津赤十字病院があります。通常はまず寮のスタッフが学校医の病院に連れて行き、その後医師の指示に従って寮内の保健室で休養させるなど様子を見ます。食事も病人用の食事を準備してもらいます。
また、インフルエンザなどの感染症に罹った場合には、保護者に迎えに来ていただくことが基本ですが、自宅が遠方の場合には寮内の個室に隔離して看病します。
薬については、寮の方からの提供はできませんので、各自で準備・自己管理をしてもらいます。
食堂には管理栄養士が2名勤務しており、栄養のバランスを考え、できるだけ地元の食材を使った食事を提供しています。
ある程度の好き嫌いは仕方のないことですが、嫌いなものは最初から食べないという姿勢ではなく、寮生活の中で少しでも好き嫌いをなくそうという気持ちを持って欲しいものです。
700人近い寮生が生活する中で、3食を提供する立場から個々に応じたアレルギー対応の食事の提供や、成分表示・加工品(パン、ハ ム、チクワ等)の原材料レベルまでの情報提供はできません。
お子さまが献立表などをもとに自分で判断して食べ残すことができれば問題ありませんが、それ以上となると寮生活は難しいと思います。
下着や体操服など日常の洗濯ものはランドリースタッフが行っています。洗濯ネットに入れ、登校前に専用ボックスに入れておけば、昼間に スタッフが洗濯・乾燥まで行い、下校までにたたんで個人のボックスに戻しておきます。また、週 2 回はクリーニング業者が集荷・配達に来ます ので、手軽に利用することができます(有料)。清掃は共有スペースについては専用のスタッフさんにしていただきますが、居室内は自分たちで掃除機やローラー式の粘着テープを使って行っています。
700人以上の中高生が生活をする場ではさまざまなトラブルが発生します。簡単に解決するものもあれば、そうでないものもあります。 本寮では、教員が交替で寮に宿泊していますので学校生活・寮生活と生徒を連続的に観察、指導することが可能です。少しでも小さいうちにトラブルの芽を摘めるよう、学校や寮での面談・アンケートなどを通して寮生の様子に気を配っています。
自学自習を基本としています。学習時間は日課表の通り定められており、定時になると週番が点呼をとって学習を開始します。中学1年か ら高校1年までは集団学習室、高校2年・3年は個室での学習となりますが、学習時間中は、寮主任の先生やそれぞれに配置された学習監督スタ ッフが巡回し、学習態度に問題のある生徒については日誌で報告を受け、適宜指導します。また、学習時間に合わせて5名程度の大学生が交替で来館しており、学習中に生じた疑問点の解決(質問対応)に当たっています。
可能です。中高生ともに学校から貸与している iPad を1人1台所有し、学校からの各種連絡や学習面での ICTを活用しています。また、個人で持ち込んだパソコンについても高校生からは申請があれば許可しています。しかしながら、適切に使用せず、巡回の教員やスタッフに注意を受ける生徒もしばしば見受けられます。タブレットやパソコン、スマートフォン等を介したインターネットの使用についてはぜひご家庭でもお子様との会話に挙げていただき、ご指導いただければと思います。
門限時刻は中学生 18:20、高校生 19:00 です。それまでに、帰寮できるのであれば可能です。実際に、土曜日、日曜日を利用して習い事 (通塾)している生徒はいます。 高校生は、通塾のために門限の変更を許可する場合があります。ただし、帰寮時刻によっては、食事が用意できません。
部屋に余裕があれば途中入寮や再入寮は可能ですが、寮費は半年単位での納入になりますのでご注意ください。下宿については3親等以内 の親族宅なら可能です。また、高校生で一定の基準を満たす附設寮生においては、高2以降、提携寮(ドーミー九大学研都市)へ入寮し、そこか ら通学することを認めます。
自己管理を原則としています。4人部屋には、カギ付きのクローゼットの中にダイヤル式の金庫があります。お金・貴重品については、金庫で2重ロックした状態で管理するように指導しております。キャッシュカードは持ち込まないように指導しています。「お小遣い口座」というシステムがあり、お子様名で「八太郎館」お小遣い口座に 振り込んで頂き、お小遣いが必要な時に寮内伝票を使って生徒が引き出します。週一回の引き出し可能額は中学生2千円、高校生3千円までです。 また、医療費などの緊急の支出にも、この口座で対応しています。出金状況につきましては、学期末に保護者様へお知らせいたします。
その他
登下校の交通の便を勘案して校時を設定しており、部活後も福岡方面への電車・バス双方が利用できます。
下校時刻は、中学校18:00、高校18:45です。
[JR唐津駅までのアクセス]
- 西鉄天神バスセンターから唐津バスセンターまで昭和バスで約70分(博多駅バスセンター始発、登校時間帯は本校正門前まで乗り入れ)
- 福岡市地下鉄天神駅からJR唐津駅まで約80分
- JR筑前前原駅からJR唐津駅まで約40分
- JR佐賀駅からJR唐津駅まで約75分
- JR伊万里駅からJR唐津駅まで約55分
[学校までのアクセス]
- JR唐津駅から徒歩約15分
(登校時間帯には、列車の到着時刻に合わせてJR唐津駅から学校までの路線バスもあります。) - 唐津バスセンターから徒歩約10分
寮生には全員昼食に弁当を提供します。また、自宅生でも希望があれば、月額6,300円程度で提供しています。
ありません。従って、水泳(実技)の授業は実施しません。