中学校課程とことん熱中できる何かが見つかる、有意義な中学時代

教育方針早い段階での基礎力習得。応用力で次のステージへ。

中学校課程

中学校教育方針:自発的な学習と基本的生活習慣の習得

中学校では基礎学力を重視し、その上で、思考力や応用力を育成します。総合的な学習の時間における地域学習、職業講演会等、キャリア教育も充実させています。また道徳の時間を通して、豊かで思いやりのある心を育てるため、さまざまな資料を活用して心に響く授業を展開しています。

2023年度 中学教育課程表(PDF / 80.9KB)(2023年4月29日更新)

  1. 主体的に学ぶ学習姿勢の習得

    本校では、学習の基本である「自ら気づくこと」「興味関心をもつこと」「自主的な学習の習慣化」を大切にし、それが誰にでも萌芽するよう、一人ひとりを導きます。

  2. 知・徳・体の完成

    健全な心身で努力をし、大きく夢を抱くために、知・徳・体をバランス良く身につけていきます。そして豊かな人間性を持ち、健全な心身で努力し、夢を大きく抱ける生徒を育成します。

  3. 大学に直結する中高一貫教育の展開

    一人ひとりの適性を正しく捉え、ハイレベルな授業を実施。早稲田大学の持つ人的・知的財産も活用しながらより高い学力の育成を目指します。

学力向上のための土台として、健全な中学校生活の確立を重視しています。基本的な生活習慣を身に付け、気持ちの良い挨拶ができ、精一杯清掃活動に取り組む生徒を育成しています。また日々の学習を充実したものにするために、予習・復習の徹底、授業への取り組み、小テストや週末課題などに重点を置いて指導をしています。
また興味や疑問をもった課題について、生徒自らが調べて答えを探す「卒業研究発表」があるのも特色です。基礎的な力を養いながら、知的好奇心も育みます。

教科別教育目標

国語魅力的な人になるために

読書の習慣は当然ですが、幅広いジャンルの書籍を選ぶように指導をします。その上で中学ではビブリオバトルに取り組ませたり、プレゼンテーションの方法を考え、実践させます。自分の意見を持ち、それを正しい言葉で伝える力も大切ですが、他者の言葉を「聴く力」を身につけることがもっと大切です。長い文章を書くことや、短歌・俳句の創作までしっかり指導します。また、日本の文化に誇りを持ち、伝統を感じるために古典の世界も早い段階から指導します。

数学知的好奇心を揺さぶる授業展開で深い思考力養成

中学校では数学を「代数分野」「幾何分野」に分けて授業を行います。いずれの分野も特に中学1・2年生の低学年時には充分に時間をかけて、じっくりと課題と向き合い、徹底して基礎力の定着を図ります。また、ノートの使い方や、予習・復習の仕方なども丁寧に指導し、学習に取り組む姿勢を学びます。中学3年生より高校課程への学習に入ります。知的好奇心を揺さぶる授業を展開し、単に公式の暗記などにとどまらない、深い思考力や豊かな表現力を養います。また自学自習の習慣を確立し、全員が取りこぼしなく、確かな基礎力を身に付けることができるよう、徹底した指導を行います。

英語英語4技能「読む・聴く・書く・話す」のバランスのとれた育成

中学校の英語では、大学での学問研究やその先の国際社会で通用するような、論理的で正確な英語力の土台作りをすることを目指しています。そのために、「読む・聴く・書く・話す」の4技能をバランスよく学習します。授業ではいずれの学年においても音読活動を重視すると同時に、ネイティブ教員による授業やオンライン英会話でマンツーマンレッスンを受ける時間を設け、生徒が英語を実際に使いながら学びを深めていきます。さらに、文化祭や2年次のオーストラリア研修(希望制)、3年次の海外研修(全員参加)などの学校行事を通じて、生徒が英語をことばとして使う場面を多く設定しています。

理科潤沢な実験と観察で大学での研究の基礎を早期習得

中学校理科では教科書の内容を中心に、高校理科の基礎知識も取り入れた授業を行っています。また、物理・化学領域を1分野、生物・地学領域を2分野と分けて、より専門性のある授業を行っています。そのため、高校の授業では実践的かつ高度な学習にスムーズに入ることができます。理科として重要な考察力は、実験や観察の授業を潤沢に実施し、結果をもとに自らの答えを導き出すよう指導しています。これらを通じて、生徒一人ひとりの理科への興味と関心を深め、大学での研究の基礎が身につくように学習を進めています。

社会国際社会で活躍する資質の基礎を培いながら「人間力」を高める授業

中学校社会科の授業では、広い視野に立って、社会に対する関心を高め、さまざまな資料に基づいて多面的・多角的に考察する力の育成を目指します。また、これからのグローバル社会で活躍する人材として、必要な判断力や意思決定力などの資質の基礎を培っていきます。そのために、生徒に対して常に「なぜ」という問いかけを行い、さまざまな社会的現象の因果関係を考えさせるようにしています。また、ビジュアル教材や資料の活用によって生徒の興味を喚起し、グループ討論や発表の機会を多くすることで、主体性やコミュニケーション力を高める取り組みをしています。グローバル社会で活躍する人材の育成を目標に、単なる学力ではない「人間力」を高める授業を目指しています。

時制

月~金曜日
朝の時間 09:00 ~ 09:10
SHR 09:10 ~ 09:15
1限 09:20 ~ 10:05
2限 10:15 ~ 11:00
3限 11:10 ~ 11:55
4限 12:05 ~ 12:50
昼休み 12:50 ~ 13:35
5限 13:35 ~ 14:20
6限 14:30 ~ 15:15
7限 15:25 ~ 16:10
SHR 16:15 ~ 16:20
清掃 16:20 ~ 16:30
土曜日
朝の時間 09:00 ~ 09:10
SHR 09:10 ~ 09:15
1限 09:20 ~ 10:05
2限 10:15 ~ 11:00
3限 11:10 ~ 11:55
SHR 12:00 ~ 12:05
清掃 12:05 ~ 12:15
中3特別学習会

中学3年生の10月から火・木・金の7限に、高校進学に向けての準備として特別学習会が実施され、高校生と同じ時間の授業コマ数が確保されます。
英語・数学・国語に設置された複数の講座から自分に適するものを選び、弱点補強やハイレベル問題の演習に取り組みます。

中学校学習TOPICS

卒業研究発表

  • 進取の精神にもとづき、自ら学び、答えを見いだす。
  • 興味のある課題を自ら掘り下げていくことで、知的好奇心の泉を満たし、学ぶことの面白さを知る。

中学校生活の区切りとして、中学3年次に生徒全員が卒業研究に取り組みます。テーマは世界的規模で問題となっている地球環境のことから、地域の自然や歴史、文化など、生徒それぞれが興味をもったことを題材にとりあげて、深く掘り下げていきます。教科書の枠を飛び越えた学びの世界は、生徒たちの知的好奇心を刺激するなど学びの楽しさを体感する絶好のチャンスとなります。長期間かけてひとつの課題に取り組むことができるのは、高校受験に取り組む必要のない、中高一貫校ならではのポイントです。また研究結果はパソコンでまとめるため、パソコンの操作能力も格段にアップします。年度末には発表の場を設けて、研究結果の表彰も行う予定です。

文武両道のための週6日制

文武両道のための週6日制

文武両道の実現を目標に、月~金曜日は6時間(7限目のある曜日もあります)、土曜日は4時間授業を基本とし、放課後は部活動や生徒会活動などに取り組めるようにしています。そのために採用しているのが週6日制(第3土曜日のみ休日)。これにより、学習に必要な時間は十分にカバーしています。学校生活を満喫する時間を確保しながら、十分な授業時間数を設けています。

学年通信で三人四脚

学年通信で三人四脚

各クラスの担任が保護者のみなさまに向けて、SNSで「学年通信」を発信しています。(保護者と教職員のクローズドコミュニティなので安心です。)
学級の様子や情報が随時更新され、学校と家庭の相互理解に役立ちます。