グローバル教育世界で活躍する君の土台を作る場所。

留学制度

早稲田大学が掲げる「WASEDA VISION 150」の実現に貢献すべく、定められた基準を満たし選考を通過した生徒に対して、世界的視野・国際感覚を養うための留学制度を用意しています。早稲田大学三大教旨の一つ「進取の精神」を胸に、かつて九州の地から人類の知の最先端を求めて飛び立った先人たちと同じく、「世界へ雄飛し大人物となれ」との願いを込め、生徒を送り出しています。

留学内容(年度によって内容は変わります。)

学年 名称 実施期間 費用(万円)
※金額は目安です
概要
高校1年 ターム留学
【オーストラリア】
(希望者)
※1 ※2
1月~3月 110~138
(一部奨学金を支給)
クイーンズランド州で教育水準の高い地域に点在する5つの私立校のうちの1校に通学します。教科授業はもちろん、学校生活のすべてが英語を通じて行われます。
高校1年 進級留学
(希望者)
※1 ※2
A. 主に欧米
9月~8月
B. 主に豪州
1月~12月
必要金額を
各自で負担
学校推薦型選抜試験を利用して早稲田大学の文系学部への進学を希望する場合、1年間の留学後に遅れることなく進級し、3年間で高等学校卒業を可能にする制度です。留学先は英語圏に限らず、各種留学斡旋機関を利用するなどして各自で決定します。海外では、自分の意見や意志をはっきり相手に伝えるのが基本です。自分が行きたい留学先を自分で考え、選ぶことで、自主性や積極性も育まれます。
中高全学年 ニュージーランド
留学(希望者)
※1 ※2
必要金額を
各自で負担
早稲田大学および附属系属校は、2019年6月にニュージーランド政府公認の中等教育学校をサポートする機関「SIEBA」と協定を締結しました。これにより本校はニュージーランドのSIEBAの認定を受けた中等教育機関280校以上の学校に短期、長期問わず留学ができます。また、卒業後にニュージーランドの大学へ進学する道も開けます。

※1 帰国した生徒に対して、留学中の本校での授業内容をフォローアップする特別授業などは設定されておりません。そのため、選考審査において、現地での通学・生活が可能な資質(語学力等)を有すると判断された場合に限り、参加が認められます。

※2 復学後に原級留置を希望する場合は、留学中の授業料は発生いたしません。在籍料、その他の費用については、別途確認の上でお支払い頂きます。復学後に進級を希望される場合は、在籍したとみなす期間の本校授業料と所定の校費のお支払いをお願いします。

オタゴ大学への指定校推薦制度

オタゴ大学と早稲田佐賀中学校・高等学校はオタゴプログラムによる指定校推薦入試制度を結んでいます。エージェントを介さず、日本の高校と協力関係を結び推薦入試を実施するのは、ニュージーランドのUniversity(国立大学)として初めての試みです。

Otago Programme(Diploma package)2025

オタゴプログラムは、オタゴ大学ランゲージセンターでの英語プログラム、およびオタゴ大学のDiploma プログラムを経て、オタゴ大学学士過程の2年次に編入学し、最短で渡航から4年間で学士の学位が取得できるプログラムです。
ランゲージセンター/Diploma プログラムでの学習により、英語を学ぶ、英語で学ぶ、準学士の取得、というステップを経て、学士プログラムに編入学することとなり、学士の学位取得をよりスムーズにする設計になっています。

1年目 オタゴ大学ランゲージセンター
  • 英語を学ぶ(General English + IELTS)
  • 英語で学ぶ(English for Otago)
2年目 オタゴ大学Diplomaプログラム
  • 準学士取得プログラム
3年目※ オタゴ大学学士プログラム
  • Bachelor of Commerce もしくは Bachelor of Arts
4年目 オタゴ大学学士プログラム
  • Bachelor of Commerce もしくは Bachelor of Arts

※学士プログラムに編入する際、評定C以上を獲得する必要があります。

オタゴ大学(University of Otago)について

創設1869 年のニュージーランドで初めて設立された大学で、南島のダニーデンに所在し学生数は約21,000 人。世界トップレベルの教育を行う研究集約型の大学で、学部・大学院課程で柔軟性に富んだ200以上のプログラムを提供。世界の大学上位1%(QSランキング2024:206 位)にランクし、教育実績はニュージーランド第1位(ニューランド高等教育委員会)と評価されている。現在の日本人学生数は30 名弱。卒業後、95%の学生は、就職ないし進学をしており、著名な卒業生には、Silvia Cartwright 元ニュージーランド総督、Bill English ニュージーランド元首相、Kamisese Mara フィジー初代首相、Jamie Joseph 元ラグビー日本代表ヘッドコーチ等がいる。

国際研修

英語を学ぶ時代が終わり、英語で学ぶ時代が到来しました。生徒たちが自らの進路を切り開いていくためには、地球上のどこにいても通用する英語力が必要です。発展著しいアジアにおいても英語が使われていることを体感し、多様な価値観に触れ知の地平線を広げていく。これが国際研修の目的です。

学年 名称 実施期間 費用(万円)
※金額は目安です
概要
中学3年 語学研修
【オーストラリア】
(希望制)
※3
7月末~8月上旬
10日間程度
36
(一部奨学金を支給)
ホームステイ先の家庭から現地私立校に通学し、現地生徒とバディとなり通常授業に出席したり、現地教員による英語のレッスンに参加したりしながら、英語で学ぶ面白さを味わいます。
高校1年 エンパワーメント
プログラム
(希望制)
※1 ※2
5日間
(2023年度実施なし)
6 今、世の中は過去に考えられなかったようなグローバリゼーションという大きな変化を迎えています。この変化の中、社会に出ていくにあたりグローバル化した社会に自分たちはどのような意識を持って、何をしなくてはならないのか考えなくてはなりません。これらのことを学ぶために先輩であるグローバルマインドを持った海外の大学生・大学院生との交流を行います。その交流からいろいろな考え方や答えを自分自身で見つけ出していきます。本プログラムをきっかけに、将来「グローバル時代を生き抜く力」を身に付ける体験になります。

※3 選考審査において、現地での通学・生活が可能な資質(語学力等)を有すると判断された場合に限り、参加が認められます。

グローバルリーダー育成に向けての取り組み

グローバルリーダー育成に向けての取り組み

早稲田佐賀中学校・高等学校は生徒のグローバルな視点、文化理解、人間的成長を高めることを目的としており、相互接続された世界で成長するための貴重なスキルを育成する為に役立つ、さまざまな留学プログラムを提供しています。

※行事の内容は学年や年度により異なります。

ネイティブスピーカーによる少人数英会話授業中学1・2年生

英語学習の導入段階では、週1回の英語母語話者教員による授業を通して、英語でのコミュニケーションの楽しさと難しさを実感し英語学習意欲を高めるだけでなく、その後の英語学習の基盤となる音声的特徴を体系的に学習します。

オーストラリア語学研修(希望者)中学3年生

夏季休業中に、希望者によるオーストラリアでの語学研修(10日間程度)を実施します。ホームステイ先は一般家庭で、現地の生活に触れながら実用的な英語の力を磨きます。

アメリカ(ボストン)・ベトナム(ホーチミン)研修(希望者)中学・高校生

夏季休業中に、希望者による1週間程度の研修を実施します。現地学校訪問や同世代との交流を深めることで、世界には様々な考え方や価値観があると改めて認識する事ができ、国際的な視野を身に付けることが出来ます。

オンライン英会話(希望者)中学・高校生

グローバル化が進む世界の中で、社会文化的背景の異なる相手に、論理的に自分の意見を伝える力はますます求められています。本校では、スピーキング指導を効果的に行うために、オンライン上での外国人講師とのマンツーマンレッスンを受講する場を希望生徒に提供しています。

進級留学(希望者)中学3年生 / 高校1・2年生

学校推薦型選抜試験を利用して早稲田大学の文系学部への進学を希望する場合、1年間の留学後に遅れることなく進級し、3年間で高等学校卒業を可能にする制度です。留学先は英語圏に限らず、各種留学斡旋機関を利用するなどして各自で決定します。海外では、自分の意見や意志をはっきり相手に伝えるのが基本です。自分が行きたい留学先を自分で考え、選ぶことで、自主性や積極性も育まれます。

※留学決定には学力等の条件があり、それを満たす必要があります。

ターム留学(希望者)高校1年生

国際感覚を身に付けること、英語力の向上を目的にしたオーストラリアへの留学制度です。滞在期間は高校1年生の3学期(1月中旬~3月下旬)で、クイーンズランド州のなかでも教育水準の高い地域に点在する、5つの私立校のうちの1校に通学します。現地生徒と同じ学校生活を送るため、教科授業はもちろん、すべてのコミュニケーションを英語で行います。留学後は、遅れることなく高校2年生に進級することができます。

アカデミックライティング高校2・3年生

英語学習の最終段階において、大学のレポートや研究論文など、学術的な文書を英語で書くため必要な表現やスキルを学びます。一人ひとりの書き手に対し、英語母語話者教員が添削とフィードバックを行います。書くことを通じて総合的な英語運
用力を向上させることも狙いとしています。

留学体験記

留学体験記

ターム留学[オーストラリア]
高校1年生(留学当時)S・H さん

留学の感想

日々の授業がとっても楽しかったです。内容が日本とは違って実践的なものだったので、クラスメートともコミュニケーションがたくさん取れました。先生との距離もとても近かったです。
印象的だったのは、高校生は大人に見られるし、留学生と言って特別扱いはされない、ということです。できないこと、困っていることは自分から言わないといけないし、今までの甘えは通じないと思いました。その分、自分の意思を伝えたら自分のことのように考えて接してくれる人がとても多かったです。日本以外の文化を体験することができて、成長できたと思います。留学してとても良かったです。

後輩へのメッセージ

自分の意見は自分で伝えることは本当に心がけたほうがいいです。カルチャーショックは毎日あると思いますが、それを楽しめることが大事だと思います。がんばってください!